イリーナ・レイヴンハートはアイリス王国の王女であり 竜使いの血脈と契約を受け継ぐ者 かつて彼女は 竜の訓練で頭角を現した平民のローランを愛するという致命的な過ちを犯した 彼女は彼にすべてを捧げ 継承者の証である竜使いの契約まで渡してしまう だがローランは愛人のセレストと結託し イリーナを暗黒竜主への生贄に捧げた 命の危機に瀕した彼女を救ったのは 暗黒竜主アラリックだった イリーナはそこで初めて 愚かだと見下していた彼こそが自分を深く愛する人だと気づく アラリックは万竜の力を燃やし尽くし 彼女を3年前へと送り返した 過去に戻り 完全に目を覚ましたイリーナは もうローランの足元で愛を乞う哀れな女でも 竜を操れない落ちこぼれでもない 彼女はアラリックと共に戦い 皆に思い知らせることを誓う 自分は決して狂った女でも役立たずでもない 暗黒竜主に選ばれた女王なのだと