顧長風(グー・チャンフォン)は、21世紀の法医学徒だった。だが、目を覚ますと、大乾の貧しい書生。しかも、着いた瞬間から大事件。宰相の息子が密室で死に、将軍の娘が拷問で自白させられ、大理寺の全員が命を懸けられていた。彼は、現代の捜査の思考で、密室と凶器の偽装を暴く。開棺検死を主張し、死者の爪から東宮太子へ繋がる木片を見つける。それから、彼は皇権の渦へ。鉄の札、勅命の使者、御龍の令。少しずつ真相に近づき、皇太子の計画を暴く。皇太子は北方民族の密偵と手を組み、兵を挙げる。十万の国境の兵が城下に。だが、彼は最後に知る。皇太子の反乱は、皇帝が仕組んだ罠だった。北方民族の拠点を暴くため、皇帝は実の息子を餌にした。北方の大軍が迫る中、顧長風は刀を構える。「私は論理を信じ、真相を追う」。だが、この真実の先に待つものは、まだ誰も知らない。